指先や足先の冷たさ、体の温度自体が低いような感じがしていますよね。
そんなあなたの体温をその場ですぐに上げられる方法や日々の生活の中から根本的に冷え性を改善する方法について調べてみました。
体温を上げられると思ってやっていた方法が実は効果がなかったかも?!
そんな情報も発見しましたので、ぜひ最後までお読みくださいね。
この記事でわかること
- 体温を上げる方法
- 自力で37℃以上の熱を出す方法
- 実は体温が上がらなかった「あの食べ物」
- 会社・学校を休む言い訳のまとめ
- うっかり仮病だとバレないための注意点
いつも寒い場合の体温を上げる最良の方法

食事改善
日々の食事で体を温めるものを選ぶようにしてみましょう。
体を温める食べ物 | 体を冷やす食べ物 |
肉 | トマト |
魚(赤身・青魚) | きゅうり |
かぼちゃ | レタス |
ショウガ | スイカ |
味噌 | 白菜 |
醤油 | ほうれん草 |
基本的に温めてくれる食べ物は「赤色・オレンジ・黒色」をしています。
野菜は地面の下にできるものが、体を温めてくれることが多いです。
赤色のトマトが体を冷やす食べ物に入っていますが、これはトマトは地面の上にでき夏野菜であるために体を冷やしてしまうからです。

靴下を履いて寝る
眠るときに、靴下を履くことで寝つきが良くなり体を温める事ができます。
適切な素材は「シルク」です。吸湿性・放湿性に優れているため、寝ているときに履いていても、汗を吸収放出してくれます。
また5本指タイプの靴下にすることで、足の指がそれぞれ自由に動き血流が良くなります。
血行促進がされることで、体全体が温まってきます。
そして、眠るときに履く靴下は締め付けがないものにしてください。
締め付けが強いものを選ぶと血流が悪くなり逆効果になってしまいます。

パジャマ選び
体を温めるためにはパジャマ選びも大切です。良質な睡眠を摂ることで、冷え性改善に繋がります。
素材は靴下と同じように「シルク」がオススメです!寝ている間に汗をかくので、しっかり吸収放出してくれるものがいいでしょう。
またサイズ選びも大切になってきます。
ゆったりと大きめのパジャマだと締め付けもなく、寝やすいと感じている人もいるかと思いますが最適なサイズではありません。
大きめのパジャマは寝返りを打つ時に引っ張られたり、巻き込んだりすることで睡眠の質を下げてしまいます。
少し余裕があるくらいのサイズのものが適切なサイズになります。
手軽に体温を上げる方法
- 息を止めて体温を上げる

この方法はどこでも手軽に試すことができます。
フーっと大きく息を吐き、10~15秒程度そのまま呼吸を止めます。この動作を数回くり返すことで、体温が上昇します。
息を止める事で、体内の酸素が少なくなり体内の細胞が酸素を求めて血流が速くなります。
この血流の速さが体温の上昇に繋がります。
手軽な方法なので、上がる体温はわずかです。
しっかりと体温を上げたい場合は他の方法も試してみてください。
手間を掛けて確実に熱を出す方法を紹介

- 寝不足になる
寝不足の状態が続くと発熱することがあります。
これは脳や体が十分に休むことが出来ず、疲労やストレスが溜まることがきっかけとなります。
このような発熱は【心因性発熱(ストレス性高体温症)】と呼ばれるもので、字のごとく「気持ち」が原因となるものです。
この方法で熱を出す場合、徹夜でも発熱することはありますが、数日間寝不足の状態の方が発熱の可能性が上がるでしょう。
また、発熱と共に頭痛や倦怠感・めまいなどの風邪と似た症状も出ることがあります。
休みたい前日に徹夜をするよりも、数日かけて寝不足の状態をキープすることで発熱の可能性をグッと上げられそうです。

- たまねぎを脇に挟む
スライスした、たまねぎを2時間ほど両脇に挟むことで「硫化アリル」によって体温が上昇します。
「硫化アリル」という物質名は聞き馴染みがないかもしれませんが、たまねぎを切った際に目が痛くなった経験はありませんか?
あの目が痛くなる原因が揮発した硫化アリルです。
この硫化アリルには血行を良くし、体を温め発汗促進の効果があります。
ただ脇に挟むと体温が上がるという科学的根拠はなく、個人差が大きそうです。

食べっちゃった方がいいんじゃない?



脇に挟んで効果が得られなかった人は、食べた方が効果を実感できる可能性はあるね
- 激しめの運動する


ランニングや筋トレ、ダンス、踏み台昇降などの負荷の高い運動を行います。
はぁはぁと息切れするくらいの運動をした後に、体温を測定することで体温計の表示を37℃以上にすることができます。
しっかりと汗をかくくらいの運動をすることで、効果が得られそうです。
辛いもの(カプサイシン)には体温を下げる可能性もある


- 辛い物を食べる



もぐもぐ…もぐ…



クマ君、何食べてるの?



もぐ…熱を出したいからキムチ鍋食べてるんだよぉ!もぐもぐ…



……クマくん、それ逆効果かも



えっ?!
「カプサイシン」の入っているものを食べると体温が上がるのを感じたことがありませんか?
クマ君のようにキムチ、麻婆豆腐、辛ラーメンやブルダックポックンミョンなど唐辛子が使われている料理を食べると、
顔が火照ったり、汗が噴き出したりしますよね。
そして冬にも関わらず、半袖になりたくなるような体の暑さを感じる人もいるはずです!
この現象は体温を上げる「熱産生」の反応が体内で起きているので、食べている時に体の暑さを感じられるようです。



やっぱり「熱」出てたんだね!



たしかにカプサイシンは熱産生してるんだけどね……
クマ君のように「辛い物を食べる=熱が出る」と思っている人がいるかもしれませんが、ちょっと違うんです。
実験して体温を測ってみても、熱が出てる人っていたりいなかったりなんです。
というのも、カプサイシンは「熱産生」と共に「熱放散」もしているのです。



熱…放散…?
辛い物を食べてて汗をかいたりするのは、体が体温を下げようとしているからです。
しかしこの時、必ずしも体温が上がっているわけではないことがあります。
実際の体温は正常にも関わらず、体が「熱い」と間違って認識して体温を下げようとしているのです。
なので、熱を出したい時に辛い物を食べてしまうと体温が低下してしまう可能性があります。



そうなんだ…熱出したかったのになぁ……
カプサイシンには血行促進・食欲増進・脂肪燃焼効果などがあるから、
一緒に体を温める食べ物(かぼちゃ・たまねぎ・赤みの肉・魚など)を食べるともしかしたら、熱が出るかもしれません!
やってはいけない危険な熱の出し方
インターネット上で熱を手軽に出す方法として、紹介されていた方法の中で危険性があるものが見つかったのでいくつか紹介します。
命に関わるものもありましたので、危険な方法であることを覚えておいていただけたら嬉しいです。


- 頭を振って熱を出す
ヘヴィメタルなどで見られるヘッドバンキングのように、激しく頭を振ることで体温をわずかに上げることができます。
しかし頭を激しく振ることによって頭痛や吐き気といった症状や脳震盪が起こることもありますので、やらない方がいいでしょう。
またこの方法で熱を出す場合、吐き気がするほど激しく振り続けなければいけませんし、わずかな体温上昇しか得られませんので、非効率的ですね。


- 冷水を浴びる
冷たいシャワーを浴びて身体を冷やすことで発熱すると言われているようです。
冷水により体温が下がることで、体が体温を上げようとするのでその熱を期待する方法です。
しかし、この方法で37℃以上の熱が出る確証はありません。
また低体温症や心筋梗塞、冬場などは特にヒートショックの可能性がありますので命に関わります!


- 醤油を飲む
もっともオススメできない方法と言えるのはこの醤油を飲む方法でしょう。
大量の醤油(1Lほど)を飲むことで血圧が一気に上がり発熱する可能性があります。
しかしそれだけの量を一気に摂取することで、高ナトリウム血症の状態になり成人で約40~60%が命を落とします。
痙攣・昏睡・クモ膜下出血などを併発する可能性もあり「微熱を出したいなぁ」という気持ちで飲むのは絶対にオススメできません!
体温計を37度以上の表示にする方法


- 摩擦
体温計の温度を計測する部分を手でこすります。
木の棒で火起こしをするイメージで両手を合わせて素早くこすり合わせ、摩擦熱で体温計の表示温度を37℃以上にすることができます。
またはタオルやハンカチで挟んで、こすってみてください。
手でやるよりも簡単に温度を上げられるかと思います。


- 蒸しタオルやホッカイロ
水に濡らししっかりと絞ったタオルを電子レンジで温めることで、簡単に蒸しタオルが作れます。
自宅でやるにはもってこいの方法です。
温めたタオルで体温計の温度を測定する部分を包みこんで測定することで、体温計の表示を37℃以上にします。
蒸しタオルを用意するのが億劫な方は、ホッカイロでやればもっとお手軽にできます。
また、ホッカイロであれば脇に挟んで計測できるので学校や職場でも簡単に体温計の表示温度を上げられます。
そもそも「微熱」は何度以上だと認知されているのか


ここまで37℃以上の熱を出す方法や体温計の表示方法をお伝えしてきました。
なぜ37℃以上としてきたのかというと微熱が出ていると休みやすい気がしますし「1日で回復しました!」と翌日から活動もしやすいと考えている方が多いからです。
では「微熱」と「発熱」「高熱」の違いはご存じですか?
日本の感染症法の届け出基準に【「発熱」とは体温が37.5℃以上の状態。「高熱」とは体温が38.0℃以上状態】と記載されています。
37.5℃以上の熱が出ていると、何かしらの病気の可能性が高まるので発熱の定義はこの温度になっています。
しかし「微熱」に関する項目はありません。
ですので「微熱」は私たちの感覚での判断となるようですが、一般的に「37℃~37.4℃」くらいを微熱だと感じる人が多いようです。
発熱まではいかないけれど、平熱よりは高い状態を日本では微熱として扱っているんですね。
休みたい時の言い訳方法をタイプ別に紹介


熱を出す方法をお伝えしてきましたが、ここからはそれぞれのシチュエーションでの休みたい時の言い訳を調べてみました。
学校を休みたい時に使えるテク


- 体調不良を理由にする
「お腹がゴロゴロしてて、トイレが近い」
「頭がズキズキして、痛い…」
痛む部位や状況を明確に伝えることで、親を納得させやすくなります。
また上記で紹介した「熱を出す方法」や「体温計の表示を37℃以上にする方法」を用いて、微熱をアピールすることで休みやすくなります。
「インフルエンザ」や「ものもらい」などの感染症を理由にすると診断書が必要になったり、出校停止期間があるのでやめておいた方が無難です。
- 代替案を出す
「休みたい」とだけ伝えても許可してくれない可能性があるので、代替案を提示してみましょう。
「学校は休むけど、部屋の片づけをする」
「家で1日テスト勉強をする」
学校には行かないけれど、あくまでも勉強やいつもできていないことをするという提案です。
体調は悪いけれど、できることはきちんとやる姿勢・遊ぶために休むわけではないことをアピールしてみてください。
仕事を休みたい時に使えるテク


- 体調不良なことを明確に伝える
「少し熱っぽく、体温を測ったところ37.3℃あったのでお休みします」
「吐き気がひどく嘔吐してしまい、あわせて熱も測ったところ37℃あるので本日はお休みさせてください」
このように症状と体温をハッキリと伝える事で、お休みしやすくなります。
また、風邪などの可能性を示すことで周囲へ感染させないためにも医療機関に掛かりたいといった理由もいいでしょう。
- 家族の体調不良を理由にする
「母親が嘔吐してしまい、自力で病院に行くことが困難なので付き添うためお休みさせてください」
「子供が発熱してしまったため、お休みします」
家族の体調不良かつ、付き添いが必要な状態をアピールすることでお休みしやすくなります。
嘔吐や発熱の症状を伝えておくことで、自身も感染していたもしくは隔離期間が必要と言われたと説明すれば翌日以降もお休みすることができます。
- 設備点検を理由にする
家の防災設備や点検があるために休まざる得ないという旨を伝える方法です。
「明確な時間が決まっておらず『○日の17時までに伺います』としか言われていないので、お休みさせてください」
と、1日のどのタイミングで業者がくるかわからないこと終業時刻くらいまで掛かることを理由にします。
またこの理由を使う際は、立ち会えるのが自分自身しかいないことを強調するといいでしょう。
仮病だとバレない為にはするテク


- SNSを利用しない
- オンラインゲームをしない
- 日頃は真面目に過ごす
インターネットを介するものを使うときは注意が必要です!
SNSで発信したり誰かの発言に反応することで、あなたがSNSを見ていることがバレてしまいます。
体調が悪いはずなのにSNSを使っている、オンラインゲームをやっているということに周囲の人が気付くと仮病を疑われてしまいます。
また、常日頃から真面目に過ごすように心がけることで疑われにくくなります。
日々の生活の中でやる気のなさや不真面目な態度を取っていると、ズル休みだと勘繰られる可能性がありますから、なるべく真面目に過ごしておくと良いでしょう。
まとめ
それでは記事のまとめです。
熱を出すためには
- 息を止める
- 激しめの運動をする
- 食べるものに、体を温めるものを取り入れる
- パジャマや靴下を適切なものを選ぶ
- 体温計を温める
これらの方法が安全に熱を上げることができそうです。
日々の生活で、少しだけ意識してみてくださいね。
しっかり休んで、リフレッシュすることも人生には必要ですよ!
寂しいのでコメントお願いします。