子供が産まれると成長の記録や運動会の活躍する姿を動画で残しておきたいですよね。
最近では10年前に比べると、スマホの性能が格段に上がってきています。
ビデオカメラがなくとも高画質な写真や動画を残しておくことが出来るようになりました。
しかし、スマホは手ブレやピントを自動で合わせてくれる機能がビデオカメラよりも低く、バッテリー残量もどんどん減って、肝心な時に充電切れなんてことがよくあります。
入学式・運動会・発表会などの大きなイベント時には、最初から最後までの動画をしっかり記録したいもの。
こちらの記事では
- 初めてビデオカメラを買いたい
- ビデオカメラが壊れたので買わなければいけない
- 最新のビデオカメラに買い替えたい
と思っている人に、以下の流れで解説します。
- 買ってはいけないビデオカメラの特徴
- 価格重視でオススメのビデオカメラ
- 性能重視でオススメのビデオカメラ
- 買うならSONYかPanasonicのビデオカメラ
買ってはいけないビデオカメラの特徴とは?

ビデオカメラといえば、数万円の出費は当たり前。
しかし、Amazonや楽天、ドン・キホーテでは数千円から買える中国製のビデオカメラが販売されています。

ビデオカメラか・・・
頻度もあまりないし、
安いのでもいいかな



ちょっと待って!
いくら安いからって
すぐに壊れたらイヤよ
最近では中国製のスマホやパソコンでも、クオリティーが上がり問題なく使えている声が増えてきました。
果たして、ビデオカメラに関しても好評でしょうか?




中国製のビデオカメラに関してはまだまだ質の悪さが目立ちます。
いくら安いからといって、すぐに壊れてしまったり画質が最悪ではお金をドブに捨てるようなもの。
中国製のビデオカメラは買ってはいけません!
大切な思い出の記録を良い画質で残すために、数年は使えるものを選びましょう。
では、機能面で買ってはいけない特徴を具体的に説明していきます。
手ブレしやすいもの
運動会の走っている子供の姿をビデオカメラで撮影するときは、特に手ブレが気になりますよね。
手ブレ補正機能には2種類あります。
- 電子式
- 光学式
おすすめは光学式です。
簡単に説明すると、
- 電子式は映像が映し出されてからセンサーが補正する。
- 光学式は映像が映る前に光の角度をセンサーが読み取って補正する。
後に説明する「おすすめのビデオカメラ」内のSONYやPanasonicのビデオカメラはどれも光学式です。
ただし、電子式は光学式よりもパーツが少ない分コンパクトで軽量なものが多いです。
どうしても軽量さが気になる人や、多少の手ブレは気にしない人は電子式でも良いでしょう。
AF機能がない
AF(オートフォーカス)機能とはピントを自動で合わせてくれる機能です。
特に子供は動き回るので、ピントがずれやすいです。
必ずAFのあるものを選びましょう。
AFがないものは買ってはいけません。
解像度(画素数)が低いもの
次の2つ以外はおすすめしません。
- 4K
- フルHD
なぜなら、上記以外のものは画質が悪く、ビデオカメラで撮影する意味がなくなってしまいます。
中古カメラ店やフリマサイトなどで購入するときも気をつけましょう!
解像度の一覧は次のとおりです。
名称 | 縦×横の画素数 | 画素数 | 画質 |
---|---|---|---|
4K | 3840×2160 | 約830万画素 | |
フルHD | 1920×1080 | 約200万画素 | ブルーレイ |
HD | 1440×1080 | 約160万画素 | 地上波放送 |
SD | 720×480 | 約35万画素 | DVD |



買ってはいけないビデオカメラの
特徴はよくわかったよ。
結局オススメはどれなの?



そうね、
・価格を重視するか
・性能を重視するか
で変わってくるから説明するわね
安い価格でオススメなビデオカメラ3機種


安いビデオカメラと言ってもこちらで紹介するものは3万円台〜5万円台です。
上記の特徴を前提に、オススメなビデオカメラを見ていきましょう!
価格で差があるのは「4KかフルHDか」です。
安さを求めるなら、フルHDを購入しましょう。
画像 | メーカー | 型番 | 内蔵 メモリ | 本体 重量 | amazon 価格 | 楽天 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() | SONY | HDR- CX470 | 32GB | 190g | ¥36,500 | ¥36,700 |
![]() ![]() | Panasonic | HC- V480MS | 32GB | 213g | ¥53,500 | ¥53,700 |
![]() ![]() | SONY | HDR- CX680 | 64GB | 305g | ¥54,100 | ¥55,600 |
上記のビデオカメラはすべて以下の条件を満たしております。
- 手ブレ補正機能が光学式
- AF(オートフォーカス)機能あり
- フルHD
3万円台のソニーにするか、5万円台のソニー&パナソニックのどちらかにするか。
悩みどころですが、機能や画質は同等レベルです。
比較する他の材料として、それぞれの良いところをあげておきます。
SONY HDR-CX470
『Exmor R CMOSセンサー』というイメージセンサーが搭載されています。
より高感度で高精細な映像の撮影が可能で、夜間や暗所での撮影に向いています。
Panasonic HC-V480MS
こちらの商品はズーム機能がすごいです。
光学50倍/iA90倍の高倍率ズームを搭載。


運動会や発表会などの遠くから撮影する場面でも、こんなにクリアに写るなら言うことありませんね!
SONY HDR-CX680
価格は前者2機種に比べて高いですが、魅力的な機能があります。
- 空間光学式の補正機能が搭載(CX470よりも手ブレ補正が優れている)
- Wifi転送が可能
- 長時間バッテリーを装着できる(CX470は不可)
ちなみに筆者は10年間もSONY CX590Vを使い続けていますが、
最近はタッチパネルが反応しなくなってきたので、こちらのCX680Vを買おうかと悩んでおります!
性能がいいオススメのビデオカメラ3機種





安いのはフルHDか・・・
先のこと考えると4Kも捨てがたいな。
でも、4Kてそんなに良いの?



確かに、、、
解像度だけじゃわかりにくいわね。
じゃあ4Kのメリットデメリットを説明するわ!
4Kのメリット・デメリット
4Kはただ解像度が高いというだけではありません。
メリット | デメリット |
---|---|
・ズームしても明るくて鮮やか ・4K対応テレビで綺麗に再生できる ・画質が劣化しない(編集にも最適) | ・4K対応テレビなどの再生機器がないと意味がない ・データのサイズが大きいのでSDも大容量が必要 ・価格が高い |
4Kは画質が綺麗なので、今は再生機器を持っていなくても後々の編集する時にキレイな状態で残せることが、最大のメリットと言えます。
逆にデメリットは本体だけではなく、予備のバッテリーやSDカードも大容量になるため付属品でもお金がかかることです。
4Kオススメのビデオカメラ3機種
メリット・デメリットを踏まえた上でオススメのビデオカメラ一覧です。
画像 | メーカー | 型番 | 内蔵 メモリ | 本体 重量 | amazon 価格 | 楽天 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() | SONY | FDR- AX60 | 64GB | 535g | ¥126,000 | ¥125,800 |
![]() ![]() | SONY | FDR- AX45 | 64GB | 510g | ¥87,900 | ¥85,800 |
![]() ![]() | Panasonic | HC- VX992MS | 64GB | 398g | ¥76,200 | ¥72,700 |
予算があるなら、ソニーがおすすめです。
一方で、パナソニックの4K対応で6万円台も捨てがたい。
それぞれの特徴を見ていきましょう!
SONY FDR-AX60
「4K対応で間違いないものを!」と思うのであれば、この機種がおすすめです。
価格は今回紹介する中で一番高価ですが、注目したい特徴は次のとおり。
- ビューファインダー
- マニュアルレンズリング
- ナイトショット
最近のビデオカメラは液晶を見ながら撮影します。
天気の良い晴れた日は日差しがまぶしく、液晶が反射して見にくいことも多々あります。
そんな時に役に立つビューファインダー。周囲の明るさを気にせず覗くだけで撮影可能です。
ズームアップやホワイトバランスの微調整が出来るマニュアルレンズリングは、
「手前から奥の被写体にフォーカスを移動する」などの演出が出来ます。
暗闇でもライトを点けずに撮影できるのが、赤外線を利用したナイトショット。
さまざまなシチュエーションを予測して作られた機能ですね。
どんな動画が撮影できるのかワクワクします。
SONY FDR-AX45
こちらはAX60で紹介した特別な機能がないものです。
特別な機能はなくても良い人にオススメするシンプルな4K対応ビデオカメラです。
Panasonic HC-VX992MS
コスパ重視といえばこちらがダントツで、ランキングでも常に上位を争っている人気商品です。
大きな特徴は、
- 4Kなのに価格が安い
- 重量が軽い(SONY AX60よりも130gも軽い)
- モバイルバッテリーで充電可能
初めて4Kを購入したい人や、4Kでも価格を押さえたい人にオススメです!
JVCやCanonのビデオカメラはどうなの?


ビデオカメラにはSONYやPanasonic以外にも優れているメーカーがあります。
ランキングでも上位にいるJVCケンウッド(元ビクター)や一眼レフで大人気のCanonなど。
この2社はそれぞれに特徴があり、性能も素晴らしいです。
例えばJVCは防塵・防水に特化しているのでスポーツや現場に向いています。
Canonはレンズの性能が最高峰と言えます。
しかし、JVCケンウッドは2021年10月、Canonは2017年に家庭用のビデオカメラの生産を廃止しました。
機能性において、どんどん成長していくSONYやPanasonicに追いつけなかったからでしょうか。
JVCやCanonファンにとっては残念ですが、それぞれの得意分野を生かしてより良い製品を作っていってほしいですね。
以上の理由からオススメしたいビデオカメラはSONYかPanasonicの2メーカーです。
まとめ


今からビデオカメラを買いたい人向けに
- 中国製のビデオカメラは買ってはいけない
- 画質は4KかフルHDの2択のみ!
- おすすめのビデオカメラはSONYかPanasonicの2メーカーから選ぼう
について解説しました。
「安いから」と言って中国製のビデオカメラを衝動買いしないように、
フリマサイトで古すぎるものを買わないように、
予算に合わせ、優先順位を考えてビデオカメラを選びましょう。
10年、20年後に大切な人と笑いながら想い出を振り返るときのために・・・
寂しいのでコメントお願いします。